金曜日, 12月 8

3D挑戦には、ここから入ります。



3Dを正確に書くためには?
他の 3D-CAD と大きく異なるのが、基準平面が無いことです。なぜ? 必要ないと言えばそれもそうなのですが…  無いと困ります。 LookFrom の機能があるのでこの機能を生かして作画して行くことになります。

ここで、UCS を操って三平面にポリゴンを作成してみました。




上の画像で、Ctrl キー を押したりして方向を変えます。 LookFrom 上で右クリックすると、左画像のようになります。 ここでもWCS&UCS を切替えて利用します。 WCS のままですと X軸が水平 Y軸が垂直にはなりません。 UCS モードに変更すると、天地(X右-Y上)となりスケッチ出来ます。

WCS&UCS を自由に操ることが必要です。
面を触って… どうしたい? と聞かれるCADとの違いがここにあります。





 【 LookFrom 設定 】
モードは、アイソメモードと回転モードがありますが、ここでは、アイソメモード を利用します。 方向のオプション設定は、[ 2 ]4上下コーナー18方向とします。 いくらかコツがつかめてきました。






【 UCSコマンド  】
UCS + Enter
で、各軸を指定して 90 度回転して好みの面に移動します。
Solidworks では、平面・正面・右側面 が標準で、中央の原点を表示しています。 各自の設定で初期に表示されない設定でも、 FeatureManager で触ると表示されます。右クリックで表示設定を個別に管理出来ます。 これになれていると、UCS は一手間多く感じます。

標準表示メニューと合わせて利用の他に Ctrl + 1 (正面) …  Ctrl +7 (等角投影)とショートカットも用意されているのがありがたいと感じます。
 
Inventor でも同様です。
こちらは、標準設定では初期表示は、 OFF となっています。

ViewCube という機能で、ホームアイコンが便利です。方向を余分に回すこと無く指定出来る便利なツールです。マウス中ボタン押しドラックは、移動  Shift+中ボタン押しで回転・ マウスWheel 拡大↑上・縮小↓手前・となっています

このように、他のCADとでは、予めスタートすると三面・原点場合によって各軸が準備されてのスタートとなります。SWの場合は、面を選択すると自動で X右・Y上 と方向が制御されます。

また、面に対して垂直を指定出来るので回転を操る場合に有利です。

括弧は、Solidworks での表示 各面に対応する UCS を整理します。
X-Y (正面) 
→ UCS-X+90

X-Z(平面) → WCS

Y-Z(右側面) → UC-Y-90

LookFrom を UCS に切替えて

上を表示させます。  指示は、すべてWCSからの回転方向で示しています。 
 

WCS に戻ってから回転していますので、ご注意下さい。